「日焼け止めは顔には塗っているんだけど、しみが出来ちゃうのよね」
「しっかり日焼け止め対策しているのに、日焼けした」
という経験ありませんか?
日焼け止めを顔と体に塗っておけば大丈夫??
年間の紫外線量
紫外線は、夏場の6~8月にかけて非常に強くなります。
特に夏場の快晴では、紫外線が最も強くなります。
また、標高の高い場所は低い場所よりも影響を受けやすく、砂や雪面は紫外線を強く反射するので、海水浴やスキーなどのレジャーでは強い日焼けをしやすくなります。
一方で、紫外線は曇りや雨、夏以外も一年中降り注いでいるので、冬でも十分な紫外線ケアが必要です。
目からも日焼けする?
日焼けだけではない、目にUVが入るリスクとは?
- 紫外線は黒目によって吸収されますが、すべて吸収しきれないと目の奥の網膜や水晶体に届く場合があります。
- 角膜が炎症を起こし、目の痛みや充血などの症状が出る場合があります。
- 目の異変を無視し、さらに強い紫外線を浴び続けると、積み重なった負担によって目の細胞を破壊する恐れがあります。その結果、白内障と言われる病気につながると言われています。
紫外線から目を守る対策
① サングラス・UVカットメガネ
色の濃いサングラスは瞳孔が開くので、サングラスと顔の隙間から多くの紫外線を浴びやすくなると言われています。同等のUVカット率なら、瞳孔の開きにくい色の薄いサングラスが良いでしょう。
購入する際は、「UVカット率」と「UV透過率」を確認しましょう。
UVカット率は、文字通り「どれだけUVをカットするか」を示しています。反対にUV透過率は、「どれだけUVを通すか」を表したものです。
例えば「紫外線透過率5%以下」といった表記があれば、紫外線を95%以上カット可能ということです。
Zoffの「UV100%カットのクリアサングラス」めっちゃおススメです!クリアなのでだてメガネのように使えるんです。
色のついたサングラスは、ちょっと苦手・・・っていう人にもいいね。
Zoff クリアサングラス
全面から当たる紫外線を100%カットし、裏面にUV反射防止コートを施すことで、レンズの裏面に反射して目に入ってきてしまう紫外線も95%カットしてくれるんです。
あらゆる方向の紫外線から目を守ってくれます。
また、Zoffさんを訪れたとき、面白いレンズを発見しました。
それがこれ☟
色が変わる調光レンズ
紫外線の量によって、レンズの色の濃度が変化する 2 Way Lens。
室内ではメガネとして、屋外ではサングラスとして1本で2通りの活躍をします。
色が変わるレンズの大きな特徴は、紫外線の量によってレンズの色づき方の濃さが変化するところです。
紫外線量が多い屋外だとレンズの色が濃く変化するため、サングラスとしての役割を果たして可視光線と呼ばれる目に見える日差しのまぶしさを軽減してくれます。
逆に、紫外線量が減る屋内や日陰、夜になるとレンズの色が抜けてクリアカラーに変化するためメガネとしてそのままかけていられます。
紫外線量が同じであっても、気温の高い夏は色が濃くなりづらく、気温の低い冬は色が濃くなります。
着用イメージ
店内で、紫外線ライトを当てて見せてくれたのですが、本当に30秒ぐらで段々と色が濃くなっていきました。また、色がクリアになるまでには1~2分かかりました。
② 日傘・帽子
では、ここで問題です。
この中で最適な日傘の色の組み合わせはどれでしょう?
正解は、①の外側が白、内側が黒です。なぜでしょうか・・・
黒色は光を吸収し、白色は光を反射するという性質があります。
②の外側は黒、内側は白だと、白色が持つ反射の性質によって、顔に照り返しの光が当たってしまうことになります。
そして、外側が黒だと、光を吸収してしまうので、熱を持ってしまうのです。
③の外側は黒、内側も黒だと、内側は光を吸収してくれるので、顔に光が反射することは避けれますが、外側も吸収するので、暑さ対策には最適ではないですよね。
という理由から、紫外線対策、暑さ対策の両面からみて、①の外側が白、内側が黒が最適なカラーになるのです。
日傘の素材選び
もうひとつチェックしておきたいことは、日傘の素材です。素材によっても、光の吸収率・UVカット率が違います。
紫外線を防ぐ素材の順位は、
- ポリエステル
- 麻
- 綿
ですが、ポリエステルは、熱を吸収してしまうので熱くなってしまうのが難点です。
日傘を選ぶポイント
✓ UVカット率が100%に近い
✓ 外側が白っぽい色、内側は黒っぽい色
✓ 素材は麻か綿
③ 紫外線対策に効果的な栄養素
最後に、体の内側からのケアも大切です。
ビタミンC
シミやくすみのもとになるメラニンの生成を抑える働きがあります。
ビタミンCを多く含む、ピーマン・ブロッコリー・キウイを積極的に摂りましょう。
アスタキサンチン
紫外線によりできる活性酸素と戦うパワーが強く、そのパワーはビタミンEの約1000倍と言われています。
鮭やいくら、カニ、エビなどの紅色の魚介類に多く含まれます。
β-カロテン
抑制抗酸化作用により、紫外線の影響で発生する活性酸素を消去してくれます。
にんじん・ほうれん草・にら・かぼちゃ・トマトに多く含まれます。
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